朝イチで海況を見ますが、何か釣れそうな感じがしません。
サクラ狙いの方々は、そこそこいましたが、多分、釣れなかったと思います。
年の功で、海を眺めるとなんとなくわかるようになりました。
ただ、競馬やパチンコと同じで、ダメとわかっていても
やる時はやっちゃうんですが。
前回は、どこへ行ってしまったものなのか、忽然と姿を隠してしまった川の雨鱒。
様子を見に行ってみると、ゴボリゴボリと渦が起こり、
まさに祭りの真っ最中。
フライを投げ込むと、1投目から力強い鱒がかかりました。
越冬の細長いアレではなく、ムックリ太った、間違いなく海アメ。
50~60cmくらいと特大はいないようでしたが、どれも元気でよく引きます。
底が見えるくらい浅い流れですが、いったいどれくらい魚がいたものなのか。
これだけ延々と釣れ続けたのは、道東ではありそうな事ですが、道南では初めての体験です。
先週、ルアーで釣れた雨鱒は、頭が大きくて蛇のような、
まさに氷の下の厳しい環境をひと冬なんとか生き延びた個体。
ヨロヨロ海にたどりついて、これから滋養のつくものでもいただきましょうと
いったところでした。
今回の魚たちは、その逆の動き。
鮭鱒の命をかけた荘厳な遡上とは違い、彼らにとっては、
たまたま食事に好都合だから海から川へやってきただけの話なのでしょう。
好き勝手に海へ行ったり川へ行ったり、気ままに釣り人を愚弄翻弄するところが
つきあってみると魅力に思えたりもします。
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