小樽博物館のアイアンホース号が今期初日の運行です。
いつもは閑古鳥が鳴き、もし閉館となったらこの子たちを
どこに連れていこうかとおびえているのですが、今日だけは
大変な人出。
整備をしっかりしてもらったせいか、ピカピカに輝いてちょっと見直しました。
赤と深緑がよく映えます。なかなかにお洒落なヤツです。
2014/04/29
2014/04/27
2014/04/23
スイッチロッド再考
ずいぶん以前、『スイッチロッド』というものが紹介され始めた頃、
早速お試しでTFOのロッドを手に入れた時の感想は、
「そこそこ使えて面白いけれど、中途半端な気がしないでもないな」
といったものでした。
手にしたのが#8のロッドということで、重さも硬さもヘビー級、
しかもラインの重さも相当なものになるので、せっかくのスイッチロッドの
良さである軽快さを生かせなかったように思います。
さらに、キャスティングの腕も無かった上に、その頃はまだスイッチロッドに合う
ショートヘッドがほとんどなかったこともあって、「立ちこんでのスペイ系キャストはムリ」
と思ってしまい、結局短いオーバーヘッド専用ツーハンドロッドとして使っていたのが正直なところです。
(それでも、シングルハンドロッドに比べていくつか利点はありました)
最近になって使っているのは、SAGEのZ-AXIS 11ft #6のスイッチロッドです。
何とも中途半端な番手なのですが、これが驚くほど軽く、しかもしなやかなのに
パワーがあって、すっかり惚れてしまいました。
ゴリゴリ、パワフルな竿ならいくらでもありそうですが、昔のウインストンのグラスロッドの
ような「ベルベットタッチ」のスムースさと、多少重いヘッドでも弾き飛ばすスピードが
両立しているところに、常に時代の先端を走ってきたSAGEというメーカーの力を感じます。
最近は、どこのメーカーからも出ている短いヘッドを使えば、簡単に抜きあげて
ひと振りでそれなりの距離を稼ぐことができます。
軽いので、ラインの操作も簡単。そして何より、魚をかけた時の楽しさが段違いです。
いつも使っている同じZ-AXISの#7、13.6ftのツーハンドには、500グレインくらいのスカジットヘッドを
使っているのですが、スイッチロッドから持ち替えて、そのタックルで魚をかけると
あのドヨンとした鈍重さがなんとも許し難く感じられます。
もちろん、軽めのラインを使うことが条件で、ここいらへんは、まだまだ検証の余地あり。
ただ、キャスティングが簡単だからといって、重いスカジットのシステムを使うのは
ちょっと違うなあ、というのが最近の考えです。
無理してスペイ系キャストにこだわらず、軽いヘッドでオーバーヘッドと兼用するのが
自分としては理想です。
スイッチロッドは、各メーカーからずいぶん出回っていますが、実際のところ
それほど活躍している話を聞かないのが現状ではないでしょうか。
どんな場面、システムで使われているものなのか、興味はありますが
世の中に情報が少ない気がするのは、あまり活用されてないのかな?
早速お試しでTFOのロッドを手に入れた時の感想は、
「そこそこ使えて面白いけれど、中途半端な気がしないでもないな」
といったものでした。
手にしたのが#8のロッドということで、重さも硬さもヘビー級、
しかもラインの重さも相当なものになるので、せっかくのスイッチロッドの
良さである軽快さを生かせなかったように思います。
さらに、キャスティングの腕も無かった上に、その頃はまだスイッチロッドに合う
ショートヘッドがほとんどなかったこともあって、「立ちこんでのスペイ系キャストはムリ」
と思ってしまい、結局短いオーバーヘッド専用ツーハンドロッドとして使っていたのが正直なところです。
(それでも、シングルハンドロッドに比べていくつか利点はありました)
最近になって使っているのは、SAGEのZ-AXIS 11ft #6のスイッチロッドです。
何とも中途半端な番手なのですが、これが驚くほど軽く、しかもしなやかなのに
パワーがあって、すっかり惚れてしまいました。
ゴリゴリ、パワフルな竿ならいくらでもありそうですが、昔のウインストンのグラスロッドの
ような「ベルベットタッチ」のスムースさと、多少重いヘッドでも弾き飛ばすスピードが
両立しているところに、常に時代の先端を走ってきたSAGEというメーカーの力を感じます。
最近は、どこのメーカーからも出ている短いヘッドを使えば、簡単に抜きあげて
ひと振りでそれなりの距離を稼ぐことができます。
軽いので、ラインの操作も簡単。そして何より、魚をかけた時の楽しさが段違いです。
いつも使っている同じZ-AXISの#7、13.6ftのツーハンドには、500グレインくらいのスカジットヘッドを
使っているのですが、スイッチロッドから持ち替えて、そのタックルで魚をかけると
あのドヨンとした鈍重さがなんとも許し難く感じられます。
もちろん、軽めのラインを使うことが条件で、ここいらへんは、まだまだ検証の余地あり。
ただ、キャスティングが簡単だからといって、重いスカジットのシステムを使うのは
ちょっと違うなあ、というのが最近の考えです。
無理してスペイ系キャストにこだわらず、軽いヘッドでオーバーヘッドと兼用するのが
自分としては理想です。
スイッチロッドは、各メーカーからずいぶん出回っていますが、実際のところ
それほど活躍している話を聞かないのが現状ではないでしょうか。
どんな場面、システムで使われているものなのか、興味はありますが
世の中に情報が少ない気がするのは、あまり活用されてないのかな?
2014/04/20
Spirits
前回、ニッカウイスキーの余市工場を訪れた時には、
「こんなところ来たくなかった」と憎まれ口を叩いていた
息子1号ですが、今度は、また行きたいとのこと。
お手軽だしまあいいか、と連れて行くことにします。
雪が無くなって、混雑してるかも、と危惧してみたものの
前回よりもすいてるくらい。連ドラが放映されるようになったら
混むのかな。
幸運なことに、蒸留作業の真っ最中で、石炭を豪快にくべているところを
見ることができました。SL好きの息子たちは興奮したようで、
二度も見学させられます。
男は工場という場所と、働くオジサンが好きなのはいつの時代も同じようです。
帰りは、寿司を食べて、港にある磯場へ。
冬の間は眠っていたスイッチが目覚めたらしく、石をひっくり返したり
牡蠣を叩いてみたりと、いつまでたっても戻る様子が無い。
まだまだ寒くて生き物も少なく、磯遊びには早いようです。
「こんなところ来たくなかった」と憎まれ口を叩いていた
息子1号ですが、今度は、また行きたいとのこと。
お手軽だしまあいいか、と連れて行くことにします。
雪が無くなって、混雑してるかも、と危惧してみたものの
前回よりもすいてるくらい。連ドラが放映されるようになったら
混むのかな。
幸運なことに、蒸留作業の真っ最中で、石炭を豪快にくべているところを
見ることができました。SL好きの息子たちは興奮したようで、
二度も見学させられます。
男は工場という場所と、働くオジサンが好きなのはいつの時代も同じようです。
帰りは、寿司を食べて、港にある磯場へ。
冬の間は眠っていたスイッチが目覚めたらしく、石をひっくり返したり
牡蠣を叩いてみたりと、いつまでたっても戻る様子が無い。
まだまだ寒くて生き物も少なく、磯遊びには早いようです。
2014/04/19
むくむく
飽きもせず、またも雨鱒の様子を見に行ってきました。
すっかり日の出が早くなって、出発して1時間もすると空が
明るくなってきます。うれしいような、悲しいような。
まだ雪代は、さほどでもなく、十分釣りになりました。
そして魚は日に日に肥えていくのがわかります。
どれもむくむくと太った、素晴らしいコンディション、というよりちょっと肥満気味。
今回は数がそれほどでもないかわりに型が出ました。
天気も良く、のんびり楽しんで昼過ぎに上がる。理想です。
帰りは、ネギを探してみましたが、まだ少し早いみたい。
やっと本当の「春」がやってきます。
すっかり日の出が早くなって、出発して1時間もすると空が
明るくなってきます。うれしいような、悲しいような。
まだ雪代は、さほどでもなく、十分釣りになりました。
そして魚は日に日に肥えていくのがわかります。
どれもむくむくと太った、素晴らしいコンディション、というよりちょっと肥満気味。
今回は数がそれほどでもないかわりに型が出ました。
天気も良く、のんびり楽しんで昼過ぎに上がる。理想です。
帰りは、ネギを探してみましたが、まだ少し早いみたい。
やっと本当の「春」がやってきます。
2014/04/13
Plenty
一度よく釣れたからといって、次も釣れるとは限らず、
釣り人なら皆さんご存知の通り、鼻の下を伸ばして二度目にノコノコ訪れた釣り人には
冷たいのが、世の常、釣り界の掟であります。
どうしようかと思いましだか、やはりノコノコと同じポイントに向かってしまう
自分が悲しく、しかし「前回のようにはいくまい。」と自らに言い聞かせる、
少しだけ賢い自分も存在するわけで
それらが互いを慰め合っているうちに気がつくと釣り場に着いていました。
寝坊したので遅刻。日の出が早くなってしまい、朝が厳しい。
案の定、はじめチョロチョロでガッカリしかけましたが、
中パッパと日が高くなってから調子が出始め、
帰りがけには1投1尾、終わりよければすべて良し、といった感じです。
大きくても60cmまででしたが、6番のスイッチロッドで釣ると50cmくらいでも
十分に楽しめます。どの魚も海アメ体型で、水温が上がってきたせいか
よく引きました。
それと、たくさん釣れるので同じパターンの毛鉤でカラーを色々と変えてみました。
こちらは、驚くほどの違い。この季節、やはりサケ稚魚の影響なのかオリーブ系が
強く、黄色やオレンジは反応がほとんどありませんでした。
それと、一見効きそうなオリーブと黒のゼブラカラーも今一つ。単色が良かったようです。
こちらも、日によって結論は変わってくる可能性がありますが、パターンはありそうでした。
ちょっと遅くなりましたが、いい加減満足したので、昼過ぎには上がり、
帰宅後は少し子どもの面倒を見る余裕がありました。本当にちょっとだけですが。
釣り人なら皆さんご存知の通り、鼻の下を伸ばして二度目にノコノコ訪れた釣り人には
冷たいのが、世の常、釣り界の掟であります。
どうしようかと思いましだか、やはりノコノコと同じポイントに向かってしまう
自分が悲しく、しかし「前回のようにはいくまい。」と自らに言い聞かせる、
少しだけ賢い自分も存在するわけで
それらが互いを慰め合っているうちに気がつくと釣り場に着いていました。
寝坊したので遅刻。日の出が早くなってしまい、朝が厳しい。
案の定、はじめチョロチョロでガッカリしかけましたが、
中パッパと日が高くなってから調子が出始め、
帰りがけには1投1尾、終わりよければすべて良し、といった感じです。
大きくても60cmまででしたが、6番のスイッチロッドで釣ると50cmくらいでも
十分に楽しめます。どの魚も海アメ体型で、水温が上がってきたせいか
よく引きました。
それと、たくさん釣れるので同じパターンの毛鉤でカラーを色々と変えてみました。
こちらは、驚くほどの違い。この季節、やはりサケ稚魚の影響なのかオリーブ系が
強く、黄色やオレンジは反応がほとんどありませんでした。
それと、一見効きそうなオリーブと黒のゼブラカラーも今一つ。単色が良かったようです。
こちらも、日によって結論は変わってくる可能性がありますが、パターンはありそうでした。
ちょっと遅くなりましたが、いい加減満足したので、昼過ぎには上がり、
帰宅後は少し子どもの面倒を見る余裕がありました。本当にちょっとだけですが。
2014/04/09
川の海アメ
朝イチで海況を見ますが、何か釣れそうな感じがしません。
サクラ狙いの方々は、そこそこいましたが、多分、釣れなかったと思います。
年の功で、海を眺めるとなんとなくわかるようになりました。
ただ、競馬やパチンコと同じで、ダメとわかっていても
やる時はやっちゃうんですが。
前回は、どこへ行ってしまったものなのか、忽然と姿を隠してしまった川の雨鱒。
様子を見に行ってみると、ゴボリゴボリと渦が起こり、
まさに祭りの真っ最中。
フライを投げ込むと、1投目から力強い鱒がかかりました。
越冬の細長いアレではなく、ムックリ太った、間違いなく海アメ。
50~60cmくらいと特大はいないようでしたが、どれも元気でよく引きます。
底が見えるくらい浅い流れですが、いったいどれくらい魚がいたものなのか。
これだけ延々と釣れ続けたのは、道東ではありそうな事ですが、道南では初めての体験です。
先週、ルアーで釣れた雨鱒は、頭が大きくて蛇のような、
まさに氷の下の厳しい環境をひと冬なんとか生き延びた個体。
ヨロヨロ海にたどりついて、これから滋養のつくものでもいただきましょうと
いったところでした。
今回の魚たちは、その逆の動き。
鮭鱒の命をかけた荘厳な遡上とは違い、彼らにとっては、
たまたま食事に好都合だから海から川へやってきただけの話なのでしょう。
好き勝手に海へ行ったり川へ行ったり、気ままに釣り人を愚弄翻弄するところが
つきあってみると魅力に思えたりもします。
サクラ狙いの方々は、そこそこいましたが、多分、釣れなかったと思います。
年の功で、海を眺めるとなんとなくわかるようになりました。
ただ、競馬やパチンコと同じで、ダメとわかっていても
やる時はやっちゃうんですが。
前回は、どこへ行ってしまったものなのか、忽然と姿を隠してしまった川の雨鱒。
様子を見に行ってみると、ゴボリゴボリと渦が起こり、
まさに祭りの真っ最中。
フライを投げ込むと、1投目から力強い鱒がかかりました。
越冬の細長いアレではなく、ムックリ太った、間違いなく海アメ。
50~60cmくらいと特大はいないようでしたが、どれも元気でよく引きます。
底が見えるくらい浅い流れですが、いったいどれくらい魚がいたものなのか。
これだけ延々と釣れ続けたのは、道東ではありそうな事ですが、道南では初めての体験です。
先週、ルアーで釣れた雨鱒は、頭が大きくて蛇のような、
まさに氷の下の厳しい環境をひと冬なんとか生き延びた個体。
ヨロヨロ海にたどりついて、これから滋養のつくものでもいただきましょうと
いったところでした。
今回の魚たちは、その逆の動き。
鮭鱒の命をかけた荘厳な遡上とは違い、彼らにとっては、
たまたま食事に好都合だから海から川へやってきただけの話なのでしょう。
好き勝手に海へ行ったり川へ行ったり、気ままに釣り人を愚弄翻弄するところが
つきあってみると魅力に思えたりもします。
2014/04/06
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