子供がいるといいこともありますが、悲しいこともあります。
使える時間は、以前に比べると3割くらいというところでしょうか。
以前が湯水のように時間を無駄遣いしていた身分ですから
あまりワガママも言えないのでしょうが、
湯水のぬるま湯に慣れてしまったふやけた身体には、
結構、堪えます。
それでも、ヨメが大目に見てくれているおかげで
世の中の模範的なパパさんからは、白い目で見られそうなくらい
釣りに行けてるとは思っています。
というわけで、保育園の運動会です。
本気で勝負するかけっこでもあれば、ちっとは見に行こうと
いう気分にもなりますが、なにせ、走れません。
あんまり見に行きたくないなあ、と小さな声で言うと
怖い顔で「見に来ない父親なんていないよ…」と睨まれました。
私が子供の頃は、余程の事でもない限り、父親はこういった場所に
顔を出しませんでしたが、日本も変わったんでなあと
時代の波に飲まれます。
可もなく不可もない息子の出番は終わり、
午後からは用事をつぶして、夕方に久々に投げに行くことにしました。
このところ、釣りに行く時間が減るのに反比例して使わない釣り道具が増えてます。
特に仕事が忙しいとストレスのためか、さらに増えている気が。
特に、フライロッドは、実用品とは言えないものばかり。
せっかくなので、ここでまとめて投げ倒してやろうと。
フィリプソンのSWAMP FOXは、6番指定ですが、5番のDTでもちょっと
柔らかい感じです。もう少し合ったラインなら、気持ちよく振れそう。
初めてのフェンウィックのグラスロッド、FF705。
お馴染みのバーマックのオールアルミのシートではなく、
コルクのスライドリングを使ったファクトリーモデルというところが
ちょっとレアなので手に入れてみました。
さすがにこの中では一番現代的なアクションで、軽く、ファストな振り心地。
現代の5番ラインでは、ちょっと重い気がします。
4番でちょうど良さそう。
ウォルトンパウエルのグラスロッド7フィート。スピゴットがアルミらしきメタルです。
曲がったらどうするんだろうと心配になります。
多分、この中では一番古い竿だと思いますが、
今回振った中では一番の飛びを見せて、軽々とフルラインが出ました。
ダルダルボヨボヨした感触だったのに、ラインを乗せるとまた別物ですね。
ブランクは、フィッシャーかコノロン、そんなところなのかな?
息子が走ってきて竿を振ろうとしたので、川原の竿振り会はお開きとなりました。
「お道具マニア」にはなりたくないので、どんどん使い倒してやろうと
思ってますが、この先、さらに増えていく気配が危険です。
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