体調もイマイチで何だか気乗りしません。
これといって行きたいところもなく、こんな時はのんびりするべきだと
わかっていましたが、勿体ない気がして出かけます。
貧乏性です。
サクラ、ヒラメと様子見をしますが、アブラコがうるさいだけで
気配無し。
のんびりアブラコと遊んでいると、隣の家族連れがカレイを好漁中です。
それを見ていたら、羨ましくなってきました。
ヨメに
「カレイ釣れてる」
とメールすると
「それなら釣ってこい」
とムチャ振り。
それでも移動途中、「釣りエサあります」の幟を見かけたので
思い切って立ち寄り、カレイ仕掛けとイソメ購入。
釣り場まで歩いて行くと、すぐ後ろから地元らしき投げ釣り人が
2人もやってきました。
狭い釣り場なので、もうギュウギュウです。
まあ、いいだろう。
遠い昔、小学生の頃は、一応投げ釣り道具を持っていて、
何度か釣りをしてみましたが、ただのゴロタ浜に入った時には
根がかり地獄に苦しみ、すべての仕掛けを取られました。
砂浜に行った時には、やたらに仕掛けを動かしたり、餌を替えたりと
落ち着かない私の竿には何もかからず、
一緒に釣っていた伯父さんは、ビールを飲んでゴロゴロしていたはずなのに
仕掛けを上げると鰈が三枚もついていました。
それを見ていたら「努力したのになんと報われない釣りだ」
といわれのない憤怒にとらわれ、投げ釣りはすっかり嫌いに
なってしまいました。
ツインパワーとニューセルテートをいつも持ち歩いている
携帯竿掛けにセット。
錘は無いのでジグの40グラムで代用。
先客のオジサンが、すでに30cmくらいの鰈を釣り上げたのを見て、
かなりヤル気に。
キャスト後、すぐに竿先がプルプルきてちょっとドキドキ。
上がってきたのはそこそこのイシモチガレイでした。
その後、2枚目に型の良いイシモチを釣ってドンドン行けるかと思ったのも束の間、
すっかりアタリが止まってしまいます。
私の後から入ったオジサンは、あきらめモードです。
潮が動かず活性が下がったのかな、と思い竿を手にとって
フリフリとシェイクしてみると、なんとすぐにアタリがありました。
誘いを入れながらゆっくり巻いてくると、投げるたびにアタリがあります。
置き竿専のオジサンは、全く釣りないとぼやきながら帰ってしまいました。
シェイク戦法を使い、スナガレイ混じりで10枚ほど。
ちょっと満足したので上がります。
合間にワームに付け替え、足元狙いで50弱のアブも釣りました。
久しぶりの磯アブ、心臓に悪いです。
カレイだけは、持ち帰ることに。
イシモチガレイ、初めて釣ったので調べてみると、
臭いにクセがあるので石とヌメリを丁寧に取って下ごしらえさえすれば
相当に美味しい、とのこと。
面倒ですが、働きました。
唐揚げは、確かに美味しい。
家族の評判もよかったので、次回もあるかな。
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