2013/01/07

鉄道初め

鉄男の長男のために、小樽の博物館へ行くことにします。
晩飯に、イキのいい魚でも、と買い出しに行った市場は、
このところのシケ続きで売るものがないのか、客もまばら。
魚は、干物漬け魚ばかり。

DSC00615.jpg


年々深まる鉄道の知識に恐怖に似た感情を覚え始めた両親であった。
鉄オタ確定。

DSC00627.jpg


こちらはボタンオタ。

DSC00647.jpg

2013/01/04

お年玉

どこにも行けない息子を、『トイザラス』に連れて行きました。
トイザラス、思ったより品揃え薄く、意外にも買うものが無い。
安いのに大きくて遊べそうなアパッチヘリ、とかタイガー戦車、とか
メリケン好みのおもちゃはあったんです。オヤジ的にはちょっと欲しいくらいだったけど
息子の世代は、アレで遊ぶ気になるのか…?

まあ、お年玉は貯金して、将来の学資か自分の釣り竿でも
買う時に使ってもらおう。

DSC00540.jpg

2013/01/02

ことし

今年が終わり、また今年が始まりました。
終わった方の今年は、去年という名になりました。

年末は、上の息子が溶連菌にやられて、ヨメの実家に帰省しての
村で雨鱒釣り放題予定はキャンセル。
去年はそんなのばっかりの一年でしたが、今年もまたそうなるのでしょうか。

近場で初詣。

DSC00522.jpg

そのままぐるぐる走って、子どもを寝せて
帰宅、という何と日常通りの正月なんだ。

DSC00534.jpg

どんとはれ

2012/12/28

凍寒 (マローズ)

『デルスー・ウザーラ』という名で出版されている
アルセーニエフのシベリア沿海州探検記を読んでいると、
「凍寒」に「マローズ」という仮名がふられてある表現に何度か出会う。
マローズというロシア語の語感が、凍寒という見慣れない漢字に
ぴったりに思える。

『私はいそいで外へ這い出して、思わず手を目でふさいだ。あたり一面、雪また雪だった。
空気は新鮮で、透きとおっていた。凍寒(マローズ)だった。空にはちぎれ雲がうかんでいて、
ここかしこに青い空が見えた。あたりはまだ薄暗かったが、しかしもうすぐ太陽の出てくる
のが感じられた。雪に倒された草が縞模様をなして伏していた。デルスーは、乾いたボロ切れ
など少しばかりよせあつめ、小さな火をおこして、その上で私の靴をかわかしてくれた。』
  デルスー・ウザーラ/長谷川四郎訳

きっと「シバレ」と同じような使われ方ではないだろうかと想像する。
「シバレ」は、方言辞典のようなところでは、ただ「寒い」と同義に
されていることがほとんどだけれど、実際はちょっと違う気がする。
雪に埋もれたり、風が吹いたりして「寒い」のではなくて、
シンシンと染み入るような静けさの中、足元からジワジワと上ってくる
凍えが「シバレ」だと思っている。
吹雪が、顔やら首筋やらに雪がぶつかり、入り込んでくる汚い、イライラさせる冷たさならば
シバレから受ける感覚は、もっと綺麗な冷たさ、凍えの純粋な析出なのでは?


前日の嵐の後、東に抜けた低気圧に向かって強い寒気が流れ込んだようで
朝方、好天も相まって、凍寒(マローズ)がやってきた。
氷点下23℃近くまで下がったらしく、宿の主人曰く
「四十数年ここに住んできて、こんな寒さは初めて。」
とのことだった。
内陸ならまだしも、海の近いこの地域では、相当のシバレだったらしい。

ワゥワゥワゥと今にも消え入りそうなセルの音にお尻の穴がキュッとしながらも
どうにかエンジンは目を覚まし、無理とは思いつつ、一応は川へ向かう。
予想通り、大量の蓮の葉氷が川面を埋め尽くし、浅い川底は綿を敷き詰めたように
凍りついている。
川岸の木には、びっしりと氷の華が咲いていた。

DSC00440.jpg

DSC00443.jpg

鷲がいたとか、ここは釣れそうだとかとあちらこちらを眺め、
町に戻ってひと休み。
昼を迎えたところで川に向かってみると、どうにか流れる氷だけは
少なくなってきたようで、一応は釣りをしてみるが、あまりに寒過ぎた。
数珠のようになったフライラインを見てみな笑う。

DSC00468.jpg

川はすぐに上がって、この日はラーメン。鉄板でした。


帰りの高速は、いつ降ろされてもわからないような酷い雪と風。
今、走っている路線以外はほとんどストップしているような
綱渡りの綱の上をヨロヨロと戻り帰宅。

久しぶりにいい旅をしたなあ。

2012/12/27

変転

ずっと行きたいと思ってきた冬の道東へ出かけてきた。
最後に訪れた時から数えてみると6年も経っている。
下の息子が生まれてからは、泊りで釣りに行くのも初めて。
あっという間に年だけとった。
今回は、気をつかう必要のない同僚2人と気楽な旅。

釣り、と言いつつ本当は釣りなんかはどうでもよくて、
ただ、広くてキンキンに冷えた、何もかもくっきりはっきり見えるよな
冬晴れの中を歩いてみたいという気分が、何かの拍子に
もぐらのように顔を出すことがあった。
秋なら魚もたくさんいるだろうが、ギラギラした釣り人もたくさん
並んでいるのは間違いない。
とにかく、人がいないほうがいい。

大荒れ予報に気をもみながら、いつ止まるともわからない深夜の高速をひた走り、
気圧の谷へと吹き下ろす凶悪な北西風と猛烈吹雪を追い越し、
分水嶺をくぐり抜け、平野へと走り出ると、そこは魔法のように晴れ。

DSC00417.jpg


風は冷たいけれど、どうにか釣りになりそうなので、
早速に川に出る。
川の流れは、度重なる大水ですっかり見慣れない姿になって、少々よそよそしい。
抜けるような空とワサワサと飛び立つ丹頂鶴は以前と同じ。
ただ、魚の姿はサッパリ。
河原の足跡もサッパリ。
今年は、魚の姿が少なかったということを耳にしていたので心配していた通りに
以前の川と比べてしまうと悲しくなるような有様。
自然の成り行きなのか、人の力が働いているのか。

ひとつだけ見つけたポイントで、どうにか三人、釣ることが
できた。
DSC00428.jpg

とりあえず、釣りはこれでヨシ。

それじゃあ、冷えた体でも温めようと銭湯に向かうと
見当たらずにウロウロ。
おかしいな、とさらに探していると「亀の湯」の場所にあったのは
「TURTLE」という真新しいアパート。
コーヒーでも飲もうと向かったセブンイレブンも閉めていた。

川も町もどこか変わって時間の流れを感じ、少し寂しくなる。


晩飯にしようと思っていたラーメン屋は定休日。
代わりに入ってみた店は、出てくるもの全てが悲しいほどに
美味しいの反対で、がっかりしながら宿に向かう。
そして宿は…風呂が綺麗になったくらいで、全く何も変わっていません。

この日の晩はえらく冷えそうということで、ストーブをガンガンに
焚いて、着込んで寝ることにした。