2011/11/20

真烏賊・哀歌

天気が全く読めません。
予報を見るたび、雨だったり晴れだったり
西風北風南東風。
風向きによって、釣りになる場所も変わってきます。
夕方少し前に息子を早めのフロに入れて、
どこへでも行ける態勢でゆるめに出発。

迷いに迷いましたが、積丹なら表裏でやり繰りも
できようかという結論に落ち着きました。
しかし、風も波もそれほどではない割に海が
濁っています。
ちょっと前までは、相当荒れていたようです。

昨年のヤリイカ豊漁を夢見て、濁った海を探りますが
全く反応なし。
そのうち、何かがかかりましたが、ヤリイカにしては
強過ぎる引き。
ソイかな、と疑って足元から強引に浮かそうとすると
バレてしまいました。
その後は、何事もなく、場所の移動を決意します。

フラフラと漁港巡りをしているうちに、濁りのない港を見つけ、
独り先端に向かいます。
コワイ。
1投目、さっきと同じ強烈な引き。
足元まで寄せるとイカです。
巨大なヤリか、とドキドキしましたが、上げてみると
大きなマイカでした。
ちょっとガッカリです。
次もマイカ。
ウネウネ動く長い腕、赤茶色の体にヘンな鳴き声。
見れば見るほど不気味なヤツです。
ヤリイカを色白、楚々とした女性とするなら
マイカは…珍遊記のババアとか、そんな感じ。

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ビール瓶サイズの太い奴も釣れて、4ハイで気持ちも
お腹一杯になり、終了です。
帰りは途中で倒れて寝ちゃいました。

2011/11/14

ダビルシム

久しぶりに世界の競馬を見ていたら、
気になる馬のレースが紹介されていました。

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ハットトリックの子、ダビルシム(Dabirsim)です。
ハットトリックは、マイルCSや香港マイルを勝ってそれなりの活躍でしたが
サンデーの子が溢れている日本では、いまひとつ地味な存在だったせいか
アメリカで種牡馬入りしていたそうです。
で、初年度産駒からこのダビルシムが出ました。

先日のジャン・リュック・ラガルデール賞(2歳牡馬G1・昔のグラン・クリテリウム)で
見事に勝ちましたが、その勝ち方がちょっとびっくり。
残り400mでは絶対に届かないと思ってましたが…。
父のハットトリックも忘れた頃にやって来るような馬でしたから似ているのかも。
騎手のフランキーも大絶賛で今後に期待です。

終始後方から追走する白地に赤の勝負服がダビルシム)



2011/11/13

最後の花

金曜の晩、ヤリイカを釣ろうと久しぶりに張り切っていました。
早めに仕事を終えて、晩飯を食べて、息子を風呂に入れて。
しかし、ここで準備をしては、息子が騒ぎ出します。
息子が寝るのを待とうとしていたら、息子から呼び出しがかかりました。
テンションが常時高い息子は、全く寝る気配を見せません。
10時を過ぎて、やっと寝た時には、その晩出るのをあきらめました。

ずっと楽しみにしていただけに、計画が倒れたダメージは
大きく、翌日早朝に出てはみましたが、すっかりテンションダウン。
しかたなしに、ドボン練習をしてみます。
11月最後の暖かい日、最後の花が咲いていました。

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ブラブラしていると、ヨメからメール。
風呂はなんとかするから、夜も釣っていったら、と
またとない申し出です。
なんとなく乗り気になれず、息子のフロに帰ることにします。

夕方、1時間勝負。
以前から目をつけていた、初めてのポイント。
狙い通り、ヤリイカを釣って帰宅です。

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久しぶりの新鮮なヤリイカの刺身は素晴らしく美味かった。

2011/11/04

楽しむ釣り

毛鉤釣りは楽しいのですが、ゆったりあれこれ考えるのが楽しいのです。
時間がないと、せせこましくなっていけません。
自分の考えた毛鉤をああでもこうでもといじり回すのがまた楽しい、のですが
そんな時間がないと、ひたすら巻くのは苦痛です。

ということで、何にも考えなくていい、アブラコ釣りに無性に行きたく
なりました。
久しぶりにワームとベイトタックルを掘り出して磯に向かいます。
しかし、潮回りが悪い。
予想通り、極端にアタリが少なく、魚がどこかに引っ込んでいるみたいです。
さらに磯の奥地を目指すと、やっとアタリが出てきました。
しかし、喰いが浅いのかスッポ抜けが頻発。
磯仕様のデカワームばかりだったので、対応に苦しみます。
それでも夕マズメには、果敢にグイグイ攻めてくるアブラコをかけて
楽しむことができました。

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2011/11/01

ドボンヒッシン

何だか猫がいなくなってからさえません。
私たちの暮らしに猫がどんな貢献をしているかといえば
何ら全く役には立たず、むしろ粗相をしたり、無駄飯を食べたりと
害悪のほうがはるかに大きいと思われます。
それじゃあ、人が生きていくために何が役に立っているのかといえば
栄養としての食事とか、その食事を得るための労働とか、
正気の人間ならとても好きにはなれないものばかりです。
猫は役立たずだから相当好きになれます。

忙しいのもあって、釣りの方もちっとも熱が入りませんが
模範的な家庭人となるのはシャクなので、釣りに行きます。

イカも釣れていますが、私の中では最も非生産的な釣り、
ドボンヒッシンに行くことにしました。
今までは、ほぼ投げる練習しかしたことがなく、かろうじてサケ釣りが
実戦投入の場でしたが、ちゃんと毛鉤も巻いて釣ることを目指してみます。

職場の同僚と初めての場所で下見気分で川へ。
小春日和の秋の川を歩くと何にも考えずにすみそうです。
浜益川で磨いた投擲術でドボンドボンと川を荒らしますが
一向に反応はありません。
同僚は、岸際をドライフライで上手に狙って綺麗な虹鱒を釣っています。
やがて現れた深場、ここぞとばかりに毛鉤を流すと待望の魚が。
頭をぐいぐい振った後、真っすぐこちらに向かってきたのは
銀白の相当大きなウグイでした。
ほほぅ、と余裕を見せて放してやります。

帰りに同僚がかつて過ごした炭鉱の町へ。
往時の話を聞きならが町はずれの川で夕暮れを迎えると
晩秋の静けさがミシミシと身体に沁み込んで
自分がいつの時代の人間なのか不安になってきました。

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