ヨメの実家に帰るのは、年末と年始、その年によって違います。
今年は年末の帰省ということになりました。
考えてみれば、このところ真面目に鱒を狙っていません。
仕事と子育てに気力体力を消耗させられて、魚を釣ろうという
意欲、というか心のエネルギーがすっからかんになってました。
年末年始の休みで少し充電したいところです。
ちょっと寝坊して出発すると、ちょうど日の出の時間。
快晴の空に昇る太陽からは、空に向かって伸びる光の柱。
サンピラーと呼ばれる現象でしょうか。
風も無く、キリッと締まったいい空気。
年末は、風が落ちる予報でしたが、思っていたより波は落ちることなく
島牧あたりの浜はフライでは難しそうです。
ということで、漁港。
去年、初めて漁港に挑戦してみて、難しさを知ると同時に
逆に何とかしてやろうと燃えたことを覚えていますが、なにせ
1年ぶり。
毎年毎年感じるのは、その年最初の釣り(ヘラ、イカ、フライ、ルアーと何でも)は
どうにもうまくいかないまま終わってしまうということ。
感覚というのは本当に微妙なもので、その感覚が戻ってくるまでは、
フラストレーションがたまってイライラするものです。
この日も、潮がほとんど効いていない港内で、リトリーブをしてみるものの
時折、間違いなく雨鱒が毛鉤の回りを悪戯するのを感じるだけで
なかなか魚に口を使わせることができません。
仕方なしに川に行ってみますが、こちらも無反応。
何か釣れる気配が無く、まだ時期尚早なのは否めず。
川に立ちこんで竿を振るのは、気分だけはとっても良いのですが。
それから、また港へと迷走し、やっと魚を掛けることができました。
ところが、何となく予想した通り、寄せてくる途中でバラシ。
どうもやることなすことがギクシャクして釣れてくれるイメージが描けません。
そのうち暗くなってしまったので、苦し紛れのソイ釣りで完全ポーズ回避の1日。
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