2012/09/30

Nijinsky

現状ではイギリス最後のクラシック三冠馬となっている
名馬、ニジンスキーですが、そのラインを考えると
お先は薄暗いものと言わざるを得ません。

産駒のカーリアンやラムタラ、日本のマルゼンスキーは
大活躍でしたが、お茶の間のニュースにもなるくらい
大失敗に終わったラムタラのように
ほとんどの馬は、後継を残せませんでした。
スピードが要求される現在のレースに、スタミナの塊のような
ニジンスキーの血統は、すっかり時代遅れになっています。

ところが、唯一、ドイツにだけは有力なラインが残されています。
Nijinsky - Niniski のラインです。
ニニスキは、恐ろしいくらいの重戦車スタミナ型長距離馬でしたが、
ドイツにはそういった馬が要求されるレースがあるようで、
活躍馬を結構出しています。
そのニニスキ・ロミタスと続く中から、昨年度の凱旋門賞を牝馬ながらに勝った
Danedream デインドリームが出ました。
そのデインドリームは、なんと今年のキングジョージまで勝ち、
歴史に名を残す牝馬となりました。
このレースには日本からダービー馬のディープブリランテも参戦していたような。



凱旋門賞では、オルフェーヴルとどんなレースをしてくれるのか楽しみです。
この動画のコメントでもオルフェーヴルの評価は高いようです。
あとは、スミヨン次第かな…。

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