2012/05/29
天神山
休日なのに、このところ釣りに行こうという気分になりません。
それでも、何もしなかったと後で思いたくないために無理して
近所の川に行ってみますが、案の定、気分が乗らずに早々と退散。
帰りに突然思い立ち、天神山に寄って行きます。
もう二十年近く前になりますが、生まれて初めて働いたのが、
このあたり。
仕事の後になんとなくここに立ち寄ったものです。
当時関わった人と最近は会うようなこともほとんどなく、
あの頃の記憶は、現実感なく漂っているだけで
真っ暗になるまで、いくら景色を眺めていても
はっきりとした輪郭を結んで胸に迫ってくるようなこと
は、ついにありませんでした。
ただ、ポッカリと空いた喪失感、寂寥感のようなものを
引きずったまま帰宅。
2012/05/21
ご近所・川
今年はなんだか海に気持ちが向かわず、川に行きたい気分でしたが
なかなかチャンスもなし。
それでは、と家族で公園に行くついでに近くの川で降ろしてもらいます。
家から15分くらいで着く小川ですが、子どもの頃はよく釣りに来ました。
釣り始めてすぐに毛鉤に魚が飛び出しますが、なかなか着難しい。
そこそこ出ては来るのですが、さすが町の魚、鍛えられているようです。
すっかり暗くなり、最後にしようと思ったポイントで、
今までとは違い、ゆっくりと毛鉤を咥える魚が。
あまりにゆっくりなので、アワセ損なってしまいます。
落ち着いて、今度はしっかり喰わせました。
かけてみると思いの他に大きく、上がってきたのは岩魚。
この川で釣れるのは珍しく、20年くらい前、雨の後に釣れたくらいです。
その時は、誰かが放したのだろうと思っていましたが、もしかすると
物凄く細々と命脈を保ってきたのかもしれません。
そう思うと手が震えるような心持ちになって針を外してやりました。
同じポイントからは、虹鱒も顔を出し、すっかり嬉しくなって
この町の川を後にすることができました。
なかなかチャンスもなし。
それでは、と家族で公園に行くついでに近くの川で降ろしてもらいます。
家から15分くらいで着く小川ですが、子どもの頃はよく釣りに来ました。
釣り始めてすぐに毛鉤に魚が飛び出しますが、なかなか着難しい。
そこそこ出ては来るのですが、さすが町の魚、鍛えられているようです。
すっかり暗くなり、最後にしようと思ったポイントで、
今までとは違い、ゆっくりと毛鉤を咥える魚が。
あまりにゆっくりなので、アワセ損なってしまいます。
落ち着いて、今度はしっかり喰わせました。
かけてみると思いの他に大きく、上がってきたのは岩魚。
この川で釣れるのは珍しく、20年くらい前、雨の後に釣れたくらいです。
その時は、誰かが放したのだろうと思っていましたが、もしかすると
物凄く細々と命脈を保ってきたのかもしれません。
そう思うと手が震えるような心持ちになって針を外してやりました。
同じポイントからは、虹鱒も顔を出し、すっかり嬉しくなって
この町の川を後にすることができました。
2012/05/07
とりあえず的な釣り
バタバタとしていたせいか、全然釣りに行こうと言う気にも
なれませんでしたが、せっかくの休みだから…ということで
とりあえず出かけることにします。
結局、海に着いてみると思ったより波があって初めに予定していた
場所には入れず、わずかにあったやる気も海の泡のようにはじけてしぼんでしまいました。
お腹の少し大きくなった猫が餌を欲しがりましたが
スナック菓子では役不足だったようで、高級チーズケーキなら
旨そうに食べる。あきらめて残りは彼女に渡します。
もうじきどこかの片隅で子猫を育てるのでしょう。
磯をブラブラ。潮だまりにいる大きな蛸を見て驚いたり。
ホッケや小さな雨鱒は釣れましたが、昼から雨。
ひっそり白く咲いた桜を見つけ、その下で昼寝します。
その時見たのは、どんな夢だったのかほとんど思い出せませんが、
学生の頃かいつか、そんなずっと昔の話で、なんだかとても楽しかったみたい。
ぼんやりうっすらした記憶に撫でられたような胸の感触だけが
起きた後にもしばらく残っていました。
なれませんでしたが、せっかくの休みだから…ということで
とりあえず出かけることにします。
結局、海に着いてみると思ったより波があって初めに予定していた
場所には入れず、わずかにあったやる気も海の泡のようにはじけてしぼんでしまいました。
お腹の少し大きくなった猫が餌を欲しがりましたが
スナック菓子では役不足だったようで、高級チーズケーキなら
旨そうに食べる。あきらめて残りは彼女に渡します。
もうじきどこかの片隅で子猫を育てるのでしょう。
磯をブラブラ。潮だまりにいる大きな蛸を見て驚いたり。
ホッケや小さな雨鱒は釣れましたが、昼から雨。
ひっそり白く咲いた桜を見つけ、その下で昼寝します。
その時見たのは、どんな夢だったのかほとんど思い出せませんが、
学生の頃かいつか、そんなずっと昔の話で、なんだかとても楽しかったみたい。
ぼんやりうっすらした記憶に撫でられたような胸の感触だけが
起きた後にもしばらく残っていました。
2012/05/03
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