2010/12/31

バタバタ

年末は、ヨメさんの故郷に帰省して、そこから道南や島牧に
旅釣りというのが、年末の恒例でしたが、今年はそれどころじゃあなく。
なんと、またも息子が入院。
RSウイルスにやられてしまいました。

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抵抗力弱いな…。こんなことでは先が思いやられます。

で、年末は病院と家との往復。でも、今年3回目なので
なんだかもう慣れたもんです。
病院の閉店?後にヨメさんの許しをもらい釣り納めに。
ニシンやソイも考えましたが、結局、またまたイカでした。
マメイカなら、まだポツポツ釣れていますが、ヤリイカを食べ慣れると
やはりマメイカはちょっと…と口が肥えてきた私です。
積丹までがんばって走ります。

東風の入る絶好のコンディション、でしたが唯一絶対「潮」が
動かず苦戦。どうもヤツラはソヨソヨと泳いでいる風情なのですが、
潮がないことにはヤル気が出ないのでしょう。
だましだましで5ハイのヤリイカを釣りあげましたが、
釣れたイカは全て、エギを交換して2投目以内。
あっという間にエギにスレてしまうようです。

釣れたイカに抱卵したメスがいたところを見ると、
そろそろイカシーズンも最後が近いようです。
あとは、2月の新しい群れを待つのみでしょうか。

2010/12/27

整備日

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クリスマスシーズンは、当然の家族サービスで
買い物以外は外出できませんでした。
どっちにしても、真冬の寒波にやられ、ストーブの
前から動く気力が湧きません。

やっとのことで、面倒なフック交換やルアーのコーティング。
やらなきゃならないことは、これ以外に
・ラインの交換
・毛鉤巻き
・フライラインの調整
・竿作り
と、押すな押すなの行列。

で、フック交換ですが、前シーズンは、シングルフックを作って試してみました。
ただ、結果としてこれがうまくいきませんでした。
色々ありましたが、まず一点目がバランスの調整。
軽いシングルフックにすると、フローティングミノーは、明らかにバタバタして
水絡みが悪くなります。
重さを糸オモリで調整しましたが、水の抵抗の違いもあるのか、なかなか
思うようにならず。ただ、ボディーに鉛を貼って調整するとだいぶ改善されますが
時間が思うように取れないので、納得のいかないまま終了してしまいました。

二点目は、フックの大きさです。
どうしてもゲイプが広くなるので、ベリーフックを背負う形で引っ掛かる
トラブルが多発。

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こんな感じ。
フックサイズを下げればいいんですが、そうすると軽くなるというジレンマ。
難しいっす。

ということで、今年は苦し紛れの妥協。
バープレスのトリプルをとりあえず装着することにしました。
バーブレスといいつつ、暴れる魚にトリプルは凶器ですから、
苦しいところなんですが。
でも、今年はあんまりミノーを使わないことにしているので、
出番は少ないはず。
新しいルアーを試してみようと、色々策を練っています。
ジグとジグミノーは、自作シングルで問題無しです。

本当は、今日島牧に行ってみるつもりでしたが、息子の発熱で断念。
ヤリイカは、前回でお腹いっぱいのはずでしたが、なんだか
もやもやぐぃーんを思い出すとムズムズしてくるので
近場のイカ調査にでも行こうかと思ってます。

素晴らしい店

ちょっとだけ釣りに行こうと考えます。
大雪ですが、こんな小さな機会を生かしていかないことには
釣りにすら行けません。

さて、イカもそろそろ終わりかな、というシーズンになってきましたが
結局、子供の寝静まった夜に手軽に行けるイカをつい選択してしまいます。
イカ釣りに行く時にいつも悩むのが晩飯。
ゆっくり家で食べてしまうと、もう時間切れです。
気が緩んでいれば、ビールなんかも飲んじゃうかもしれません。
で、あわただしく出て、途中食べようと思うのですが、
最近はコンビニ弁当にうんざりしているのが本音。
でも、ラーメンなんか食べに入ると、注文から出てきて食べ終わるまで
なにやかにやで30分くらいかかってしまいます。
ところが、最近、いい店を見つけました。
というか、思い出しました。
貧乏学生の頃は、たびたび餃子カレーのお世話になったものです。

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早い、安い、と二拍子揃っています。
もうひとつの要素は、ツッこまないのがお約束。
なんといっても大事なのは、その早さ。
注文してから出てくるまでおよそ30秒。
こんなに早いのに餃子は焼き立て。どうやって焼いてるのか?
この日、試しに計測してみると注文からパクパク食べて店を出るまで7分弱。
コンビニでダラダラ買い物してから食べるより、絶対早い。
しばらく、夜釣りのおともはここに決めました。
今度、カレー好きの息子も連れてこよう。

で、この日の釣りですがお目当ての場所は強風で入れず港へ。
すぐにヤリイカが釣れますが、その後はマメイカがポツポツ。
結局、ヤリ1パイにマメ7ハイと、シーズンの終わりを感じさせる
さびしい釣果でした。

2010/12/19

またまたさけ科学館

金曜の晩に釣りに行ってしまったもんで、土日は子守りです。
日曜は、島牧がなんとかなりそうだったので、
「ちょっと行ってくるかな…」と
何度も言いかけたのですが、残念ながらそんな勇気はなく、
無料ですいてて、インフルエンザの心配もない素晴らしい施設、さけ科学館です。

お気に入りだったウナギが錦鯉に代わっていてちょっとショック

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この日もゆっくり楽しめました。
いろんな生き物がチョコチョコいるので、飽きやすい子供にピッタリ。

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2010/12/18

お手柄です、さかなクン

絶滅したとされていた田沢湖の『クニマス』が
西湖で、しかもさかなクンによって再発見されたとの報に
驚きました。
従来の見立てでは、ヒメマスとほぼ同種とのことでしたが
ヒメマスと交雑しないで生き残っていたということは、
独立種としてもいいのかもしれません。

クニマスにまつわる有名な伝説が印象的だったので
生きている姿を見てみたいものだと思っていました。

国策で絶滅させたクセに、
お上が今になって「貴重な固有種守るべし云々…」
と出しゃばってきそうな気がして不安。


三湖伝説・辰子姫伝説


八郎伝説



必要十分

この季節、風向きは大事です。
天気予報は、週末の風向きばかりを気にしています。
そして、待望の東風が金曜の夜から吹いてくるとの予報。
翌日の午前中一杯は持ちこたえられそうなので、積丹から島牧への
長旅を目論みます。
一応、フライロッドもラインバスケットも積み込み、
職場から直行です。

前回見つけたヤリポイントに職場の同僚と向かいましたが
かなりの雪。
それでも東風効果で無風です。
海は、うねりが残っているのか、少し荒れ気味なのが気になります。
エギを投じて少しすると小さめのヤリイカがかかりました。
しかし、その後が続きません。
エギをサイズダウンして、今度はウエイトアップして、
少し潮が噛むようにしてやると、
これが当たったのか、続けざまに釣れ始めました。
スッテをつけてみると、一荷もあって、グーンと当たる
ヤリイカのアタリを楽しみます。
そのうち、潮が止まったのか、全く当たらなくなりました。

同僚は移動するとのこと。私もひと眠りしようと車に戻ります。
ウトウトし始めたところで電話。
移動先の港で好調とのこと。
それでは、と移動してみると、確かにいい感じです。
エギを投じてフォーリングでそっとラインを張ると、
すぐにモヤモヤとサワリが出ます。
チョチョッと誘うとグーンと持っていく高活性。
これは、恐ろしい数が釣れちゃうんじゃあ、などと冗談を言い始めると
1時間でパッタリ。

結局、20数ハイのヤリイカと若干のマメイカを確保し
ウネリも残るようなので、翌日の島牧は、中止することにしました。

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朝まで少し寝てから帰りに小樽で南樽市場へ。
年末が近いこともあるのか、なかなかの賑わいです。

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辛味大根は、イカになかなかよろしとの情報をもらったので
八百屋で探してみると、ありました。
旨そうな惣菜も一緒に仕入れ、帰宅。
昼飯は豪華なイカ刺し大盛りとバター炒め、それから惣菜の数々。
確かに辛味大根は、イカの甘味をよく引き出してくれて
ヨメによれば、ショウガ、山ワサビより上とのこと。
私は、三つの薬味をローテーションしながら楽しみました。

2010/12/15

拍手をめぐる告白

このFC2ブログの下についている拍手ボタン。
ランキングやなんかと違って、押してもらったから何か特別なことが
起こるというわけでもなく、これといって意味はありません。
でも、ほとんど見られることを期待しないでブログを続けている
当人からすると、それだけでも妙にありがたいというか、
ほっこりとうれしいというか、そんな感じがするものです。
たまにコメントを入れてくれる方もいて、感謝しております。

ところで、FC2ブログでこのサービスが開始されてからしばらくした当時、
私には悩みが生まれました。
巷で眺める他の方の拍手ボタンはポチポチと押された形跡があるのに
私の拍手ボタンには全く、誰一人触れていなかったからです。
意外にチキンな私は、人目を気にするあまり、そのうち
とある考えにとりつかれました。
「自分で押そう」
世間で忌み嫌われる、いわゆる自作自演ですが、それしかないような、
そんな気がしたのです。
誰も見ていないのを確認して、ちょっと汗ばんだ手でポチッとしてみると
「拍手を受け付ける設定になっていません」
という文字が表示されました。

2010/12/11

スクイッド・クエスト

土日は、ヨメさんのお泊り忘年会で子守りが決定しています。
しかも最悪の天候。
もう、これは金曜の晩、職場から直行するしかありません。

今年の豊漁でさすがにマメイカは、お腹いっぱいになり、
残すは、ヤリイカ、そしてそろそろ気になる海アメです。
職場で仕事の合間にチラ見した気象庁のサイトは、かなり強い南風の
到来を示唆しています。
ヤリイカ狙いでは、まだ訪れたことのない千石場所、兜千畳敷は、
ウネリの真っ只中かもしれません。

エギがブームになりつつあるとはいえ、ヤリイカに関しては
情報が少ないのが現状で、どこでどれだけ釣れるもんだか、やってみないわかりません。
以前、ここらへんがアヤしいねぇ…とGoogleの航空写真を見ながら
目星をつけていた場所があったのを思い出しました。
釣れなくてもいいから、探索の旅に出ることにします。

しかしここで、職場の同僚も一緒に行きたいとの話。
いきなり釣れるかどうかわからない所に案内するわけにもいかず、
まずは、ヤリイカで有名な港に寄っていくことにしました。

仕事を早めに終わらせたとはいえ、港に着いたのは9時近く。
先端まで行くと、投げの釣り人が口々に「なんも釣れんワ…」と
店じまいをして次々に帰って行くところでした。
ほぼ貸切で1投目。
いきなりヤリイカが釣れました。
が、苦戦を覚悟。
潮がこちらに向かっているのか、エギにテンションがかかりません。
それどころか、アッという間に足もとまで流されてきます。
それからは、マメイカ以外反応もなく、時間が過ぎて11時。
突然、潮が横に流れ始めました。
ここしかない、とエギ経験の無い同僚に声をかけると
いきなりパタパタとヤリイカがかかりました。
3人でそれぞれ1パイずつ。
それからすぐに、また向かいからの潮に戻り、終了。一瞬の時合いでした。
同僚2人にどうにかヤリイカを釣らせることはできましたが、ちょっと寂しい結果です。

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同僚2人はここで帰るということで、ここからは、初めてエギ振る港へ。
たまに釣れたという話は聞きますが、どんなものかとワクワクします。
港内は、いい感じで潮が動き、型のいいマメイカが次々とかかります。
ただ、ヤリイカの気配は一向に無し。
もう時間も1時を回っているので、試しに真っ暗な外海にエギを放ってみることに。
1投目できました。
あんまり引くのでソイかと思いましたが、間違いなくヤリイカです。
それからは、マメイカ混じりでポツポツとヤリイカがかかってきます。
しかも、前の港より型もよく、フォーリングでもやもや当たって
チクチク誘うとグィーンと持っていくアタリに暗闇独りウホウホしてました。

2.5号のエギだと、1投目は釣れるのに後が続きません。
潮対策に2号にシンカーをガッツリ。これがジワジワと安定してました。
エギのサイズといい、重さといい、まだまだ考えるところの多い、ヤリイカエギングです。
それにしても面白い。

朝の4時にはさすがに疲れて終了。
明るくなって目を覚ますと、すでに爆風が吹いて止まった車で車酔いしそうなくらい。
帰りがてらに他の気になるポイントを下見。
次はどこで試してみようかと夢は広がりますが、なかなか時間が…。

マメイカも美味しいことは間違いないんですが、なんとなく
気になる臭いがあります。
ヤリイカの飴色の刺身は、マイルドな甘さといい文句のつけようのない旨さです。
ところで、イカ刺しの薬味。
ショウガが一般的ですが、ちょっと香りが強過ぎるきらいがあります。
チューブや粉のわさびは辛過ぎるし、ということで
今、一番気に入っているのが山わさび。
辛み大根も試してみたいところです。
ご馳走さまでした。

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2010/12/06

祭りの後

ヨメの入院で仕事を早帰りしてたら、そのツケがまわって
首が回らなくなってしまいました。
連日、遅くまで仕事して、帰って仕事して、朝5時に起きてまた仕事してたら
すっかりイヤになっちまってリセット願望が頭をもたげます。
なのに、お天気は最悪。週末は、嵐のようです。

前回は、結構な数を釣らせてもらい、マメイカは
ちょっとお腹いっぱいだったので、
川でドボン釣りか、ヤリイカか、それとも大きなソイでも
狙ってみようかと、夢見ていたのに、すべて無理。
結局、風が少しおさまったところでまたマメイカを釣りに近場に出かけます。
今年はマメイカの当たり年のようで、
どこでも数釣りの話が聞こえてきます。
肌寒い初冬の港は、連日ちょっとした祭のにぎわいでしたが
そんな祭もそろそろ終わりのようで、最近は群れも薄くなってきたようです。

大シケの後では、底荒れもしてるだろうし、濁りも入ってるだろうな、
と思いながらも港に向かうところが馬鹿げつつも悲しい本能。
でも、渋い中、どうにかして釣ろうと色々考えるのが、もともとの
マメイカ釣りの楽しみのような気がします。
目の前ポチャンでバカ釣りばかりでは、すぐに飽きちゃいますから。

遅い時間になると、だんだん反応も良くなりましたが翌日は仕事なので
切り上げ。
透明なバッカンを買ってみました。
魚を入れると息子が喜びそうなんで。
ちょっと宇宙的なイカ。

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