Thangobrind the Jeweller
2007/12/27
前夜
風呂の戸をくぐって空を見上げると
オリオンは天空高く月も寒白い。
仕事をしたりしなかったりの頃は週の半分をこんなふうに過ごしてた。
それを思い返していると、もう何年も前なのに、
実は何も変わってないような錯覚にとらわれ、
その後から、ちょうど汽車の窓からあたりを見回しているように、
周りの景色が僕を取り残して後ろ向きに走り去っているのに気がつく。
一瞬、そのことを忘れてたのに、思い出すとやっぱり怖くなる。
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