2008/06/29

逆転勝ち、のち負け。と思ったら再逆転。

海も川も湖も、釣りをするには一番いい季節。
しかし、身体はひとつ。当たり前。
並んで順番を待っているうちに、いい季節は終わってしまいます。
2週に渡り、不夜港に通い、それなりに満足していたので
またこの日も、と考えたくなるのが当然なんですが
ひとつ気になっていることがあります。
それは、今年まだヒラメを釣っていないということ。
どうしても釣りたいか、といわれると実はそんなこともありません。
この魚を狙うとなると、求道者の如く他の魚は捨てて
貴重な1日を生贄として差し出す必要があるのです。
とはいえ、そうしたからといって釣れる魚かといえば、
そうともいえず。

ただ、今年は好調だとか聞こえてきたり、
キリンソウさんが釣果を伸ばしているのを見せられたりすると
釣らなきゃダメなような、そんな気持ちになってきます。
そこで、自分に課す。今回は最初から最後まで
ヒラメだけを狙うことを。


しかし、前日、kobaさんから電話が。
どうやら、不夜港に出向くようです。
心がちょっと傾きましたが、自らに誓ったはず。
初心を貫きます。

夜明け頃、海岸に着くと、何やら海藻が岸辺にぶわぶわと浮いて
イヤな感じ。潮もパッとしません。
少し狙ってあきらめ、足元を回遊するアメマスを狙います。
この時点で敗色濃厚。
アメマスをかけ、「いい型だ!」と喜んだらバレました。
まずは1敗。

それから場所を移しますがどうもイケナイ。
サクラが跳ねたので、最初の誓いもどこへやら、狙い打つと
かかりました。あまり大きくないけれど、ボンズ回避か、と
ホッとしてると海藻に巻かれてバレました。
1敗。

このあたりで朝からグッタリ疲れます。
昼寝をしようとするとkobaさんから電話です。
電話口で声が弾んでます。
どうやらいい釣りをしている様子。
「そっちに行こうかな…」とアクマの誘いに弱気になりますが、
カミサマが出てきました。誓いを守れと言ってます(多分)
とりあえず昼寝をして夕マズメに賭けます。

最初の誓いに「新規開拓」もあったことを思い出し、
まだヒラメを釣ったことのない岩に乗ってみます。
潮はいい感じで動いてます。
ワームをとっかえひっかえしましたが、反応なし。
「ここにはヒラメいない。」と独り言を言ったその時、何かがかかりました。
コレは…とドキドキしてると平べったい魚の影が。
慎重に抜き上げると、40㎝。小柄ですが、やりました。
今季の初物。しかも新規開拓成功です。
最後に鮮やかな逆転勝ちです。

ちょっとだけ満足感にひたり、リリースすると、なんと腹を上にして
プカプカしてます。
なんと弱いヒラメだ!とあきれてキープすることにしました。
それからはアブラコなんかも出て、すっかり気楽になり、
薄暗くなってきたので車に戻る。
さて、と先ほどのヒラメを取り出すと、何かおかしい。
まず匂いがおかしい。
そして、口がおかしい。目もおかしい。
よく見ると、そりゃぁヒラメじゃなくてソウハチじゃあ。
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40㎝というサイズと、パルスワームをガップリ飲み込んでいた
その姿に全く疑うことをしませんでしたが、
冷静になってから眺めると、どこからどう見てもソウハチ君。
なんで気づかなかったのか?
まさかの逆転負けで3敗目。
一度は勝利を確信しただけに落胆の度合いはとてつもなく大きく
気力の残存量が底をつきました。

暗くなっていく海をみながら、惰性でキャストをします。
場所を移して1投目、ゴミでもかかったように重くなりました。
アワセを入れずに引いてくるとはずれる。
何か気になったので、そのままフォールさせると着底と同時に喰って
きました。
P6280122.jpg

真っ暗になる直前。
サイズは44㎝と小ぶりでしたが、再逆転でどうにかして
この日、自らに課したノルマを達成したのでした。
高揚感はまるで無く、ただただホッとしたというのが本音。

なんとなく不完全燃焼感に苛まれたので、夜明けまで釣って
帰る事にする。
1時半に目覚め、リーダーを交換する。
PEラインの編み込みが、薄暗いせいでどうもうまくいかない。
4回くらいやり直し、やっと納得のノットが出来るまでに
30分近くかかった。

2時、真っ暗な中を釣りに向かう。
ワームのカラーを変えたりリトリーブのしかたをかえたり、
いろいろやってみたが何事もなく平和な海。
ハズしたか、と空しくなる。
サクラでもイタズラ、と探しに行ってみると、
目の前で、これでもか、というばかりにハネている。
ジグミノーを通すも無視。
それじゃあ、となんとなく魚道HSを通してやるとかかった。
でも足元でバレた。
また投げる。くる。バレる。
今度は足元まで寄せたので写真をとろうとゴソゴソと
カメラを取り出しているうちに去っていった。
何か違うな、と思う。これといって熱くなるものがない。
フライで釣ろう、と思って道具を取りに戻るが、途中で考え直す。
やっぱりあと1時間だけヒラメを狙おう、と決意する。

さっきのサクラで、もしかすると魚道HSの日かも、と感じていた。
1投目。
途中でボロぞうきんか、土のう袋が引っかかる。
と、ボロぞうきんが命を吹き込まれて走り出した。
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まあ納得のサイズで素直に嬉しい。
コレだ、という感じ。

海を見ると、次々と潮目が移動してくる。
まだ何か起こりそう。
それから10分後、良さ気な潮目に沿ってキャスト。
潮目の裏を通してきたルアーのイメージが頭に浮かぶ。
水底から1mくらいを水平に引いて、このあたりで…というところで
ブルッときた。
寄せてくると、ラインがたるむくらい小さい。
小ソゲかしら?とどんどん回収。
ところが足元で止まってしまった。
根に潜ったな、と2500のスプールを押さえ、強引に引き抜く。
と、突然小ソゲは私の親指をフッ飛ばし、猛烈にスプールを逆転させて
走り出した。
竿は完全にノサれ、ヤラレタ、と一瞬思ったが、
残ってくれた。
ノットに30分かけておいて良かった。

P6290137.jpg
一応、ヒラメの自己記録でした。

今年は好調との話通り、サイズもそれなりのものが
出てくれました。
それでもヒラメ狙いはツライ。
今後も狙う気持ちになるかは何ともいえません。

2008/06/26

道は続くよ

なんというか、昔から道を見ると何かを思う。
わき道、副道、農道、あまり人が通らない道を見ると
その道の向こうには何があるんだろう、と進んでみないではいられない。
実際、何かがあることなんてないんだけれど。

港のそばを通るのは、よく知った国道。
けれど、その奥に見たこともない道を見つけた。
進んでいくと見たことのない景色が広がる。
たぶん、会ったことのない人がそこに暮らして
その道を通ってる。

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魅力的な脇道もそこかしこに。

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轢かれてる!と思ったら寝てるだけだった。
近づくと迷惑そうに私を見て去っていった。


何となく、指輪物語でビルボが
口ずさむ詩を思い出す。

The Road goes ever on and on
Down from the door where it began.
Now far ahead the Road has gone,
And I must follow, if I can,
Pursuing it with eager feet,
Until it joins some larger way
Where many paths and errands meet.
And whither then? I cannot say.

道はつづくよ、先へ先へと、
戸口より出て、遠くへつづく。
道はつづくよ、さらに先へと。
道を辿って、わたしはゆこう、
つかれた足をふみしめながら、
いつかゆきあう、より広い道へ、
多くの小道と多くの使命が、
そこに落ちあう、より広い道へ。
そこからさきは、わたしは知らぬ。

2008/06/22

1日の大半を寝て過ごすことだってある

前日は仕事がたてこんでいた上に、その後、暗くなるまで
頼まれていた野球の審判に行ってきた。
(試合を見るのはけっこう楽しめたんですが)
で、2時に起きたのはいいけれど、疲れであちこちが痛い。
「そんなんでも釣りには行くの?」
とヨメに訊かれたが、起きた以上は行かないわけにもいくまい。
暗いうちに出発。

ヒラメを狙うか、アメマスを狙うか迷ったが、
結局、楽そうなアメマス狙いにする。
港で2度、バラした他は何度かサクラが追ってきたくらい。
なかなかモチベーションが上がらない。
潮を見た時から、時合いが一瞬しかない日なのはわかっていた。

8時過ぎには限界が来る。
港を離れ、ブラブラしていると神社のそばにいい木陰があった。
車を停めて、昼寝する。

目が覚めるともう3時。
かなり寝た。寝過ぎともいう。
そのかわり、朝に感じていた倦怠感は、すっかり吹っ飛んだ。
お湯をわかしてカップ麺を食べ食べ、夜の準備をする。
朝には消えかかっていたモチベーションがふつふつと甦ってきた。
前回の反省を生かし、ドライフックにガヤガーグラーを巻いてきてある。
竿はグラス。

暗くなるとそこかしこでライズが始まる。
今年はソイを見かけない。そのかわり、型のいいガヤが港に溢れてる。
P6210329.jpg

ガヤガーグラーは大人気。
追ってきたガヤは、パコッと音を立てて派手に出る。
短いグラスロッドは、水面まで引き込まれることもしばしば。
いい加減あきたなぁ、と思った時には10時をまわっていた。
P6210335.jpg


翌日は、朝だけ釣ってアメ1匹。
なかなかに渋い2日間だった。

2008/06/19

最後の戦い

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今回ダメならしばらくあきらめます。
エサを古いヘラエサからコマセに変えてみました。
550エン。
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投入後、ついつい熟睡。
目が覚めたのは、もう薄暗くなってきた7時です。
オサカナキラーを引き上げると、何やらズッシリした感触。
ドキドキしながら覗きこむと銀色の魚がビッシリと入り、
跳ね回っています。
ついにヤッタ。
獲物を眺めてみると、何かヘンです。
タナゴが1匹もいません。
これは…ウグイの仔…。
全てウグイです。
ピシャビシャとヤツラを池に放ち、
呆然としているとカゴ網からウグイ独特の青臭いにおいが
ただよってきました。
負けです。
P6170084.jpg


2008/06/16

朝帰り

三時間ほど眠って、3時に目を覚ますと
やっぱり、というか案の定というか、
M村さんご夫妻は釣りをしている。
きっと初めから寝る気なんてなかったんだろうと
妙に感心しながら外に出る。
この日は、午前中から家の片づけを仰せつかってきているので
朝のうちに帰らなくてはならない。

暗いうちにサクラがかかる、がバラす。
それからは昨日と同じようにアメマスがかかる。
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5、6匹釣ったところで6時、タイムリミット。
十分腹いっぱい、のような、まだまだ釣り足りない、と思ってるような
妙な気分で帰路につく

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オマケ