2008/03/30

なかなか行かない。行っても釣らない。②

朝、目が覚めるともう明るい。
6時。
8時間も寝てたらしい。
今さら急いでもしかたない。
インスタントラーメンでも食べようとすると
水が品切れだ。
もそもそとパンを食べる。

今から大成では時間がない。
真北の風、島牧でやれそうな所は一ヶ所か…。
歌島のあたりを見ると、案の定、波はない。
ただ、ゴミが寄っていて、条件は悪い。
しかし、ここ以外、釣りはできそうもない。
消去法で選んだせいか、なかなか車から外に出られない。
コーヒーを飲みたいが水が無い。
そういえば自販があったぞ、と車を走らせる。
あった。
120円を入れる。
文字は全て青い。
「つめたーい」しかなかった。
返却レバーを押す。

またさっきの釣り場に戻る。
もう7時を過ぎている。
やっとの思いで用意をし、外に出る。
時折、あられが打ち下ろすような突風を伴って叩きつける。
魚の反応は全く無い。
粘ることには自身があるが、さすがに折れた。

瀬棚まで行けば逃げ場がある。
漁港でもしかたないな、と考える。
車を走らせているうちに腹が減ってきた。
島牧のセイコマで水を買えた。
これでラーメンが食べられる。

最近お気に入りの棒ラーメン。
ラーメン好きの間でも評価が高い。
九州製らしく、ストレートで低加水の麺がポイントだ。
札幌生まれだけれど、札幌の黄色いプルプル麺は
あまり好きじゃあない。
小麦粉の味がしないのである。
旭川や九州の麺は、粉っぽくてモチモチしている。
この麺がキライだという人は札幌には多いが
この麺を硬めに茹でるとそりゃウマイもんである。

棒ラーメンを作る。三分ほど。
食べる。これも三分。
コンビニおにぎりを汁に入れて温める。
鮭雑炊完成。
食べる。
腹が一杯になったら眠くなってきた。

目が覚めたのはもう1時過ぎ。
瀬棚は無理だろう。
スカッと目を覚ましたいのでコーラを買いに行く。
シャッターの降りた、古い商店の前に車を停め、
朝に返却された120円を持って自販へと歩く。
120円を入れたところで、缶だと飲み切れないかも、と
心配になる。
車に走り、30円を持ってきて自販に追加する。
ペットボトルのランプも点いた。
ボタンを押す。
ピッと音がすると、ランプが消えた。
何も起こらない。
返却レバーを押しても何も起こらない。
一瞬、シャッターを叩いて店主を呼び出そうと思ったが
妄想に捉えられる。

~年老いた婆様の店主。
しきりに恐縮しながら自販を開けるが
どこがどうなっているのやら、サッパリわからない。
ペコペコと謝るばかり。
手が震えて目が潤んでいる。~

そんなわけはないだろ、と自分にツッコむが、
いちいち文句を言うのも面倒。
婆様にボーナスだ。

もうどうにもならないので、近くの浜でやる。
テトラの裏が波裏だったので、どうにかなりそうだ。
ここで、やっと魚が。
小さなアメマス。
このサイズなのに、フライを選んでくる。
活性が低く、大きいのは期待できそうもない。
そのすぐ後にまたアタリ。
が、やっぱり小さなアメマス。
今日はもういいかな。
向かい風に投げ続けるのには疲れてきた。

海岸をボーっと歩いていたら、妙なものを見つけた。
竜宮城にあったものに違いない。
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2008/03/29

なかなか行かない。行っても釣らない。①

仕事も引っ越しもひと段落し、心置きなく釣りに行ける事に。
金曜日に休みをとって、朝から出よう、とフライを巻くも
なんとなく巻き足りないまま寝てしまう。
金曜の朝、気になったのでフライをさらに巻く。
巻いているうちにアレもコレもと気になってくるから
さらにアレコレ巻く。

気がついたら昼になった。

なんだか出かけるのが面倒くさくなってきた。
昨日までは南から風が入っていたのに、この日からは
北風なのだ。
モチベーションは、北風に当たってすっかり冷え切ってしまった。
3時。
ここまでダラダラと出発を引き延ばしてきたが
さすがにやることがなくなったので出発する。

とりあえずこの日は夕方から港でソイを狙ってみる事にする。
夕暮れの港は冷たい北風が吹き荒れていた。
フライラインは吹き流されて水面に届かない。
風でスイングさせているうちにチビソイが釣れていた。
とてもじゃないが、このまま続ける気にもなれず、
温泉へ行く。
温泉から上がり、一応釣りをするために港に戻る。
相変わらず風が吹いている。
釣りはやめた。

コンビニで買ってきたビールとナッツのミックスを取り出す。
ビールは小さい缶。
330mlの缶だと、途中で余してしまうことが多い。
この小さな缶なら最後まで美味しく飲めるはずだ。
しかし、この缶、小さいだけによく考えて飲まないと
一瞬で無くなってしまう。
そこで、まずはひたすらナッツを食べることにする。
次から次へとナッツを頬張っていると、
さすがに喉がかわいてきた。
そろそろか。いやまだだ。
さらにナッツを食べ続ける。
そろそろか。
喉のかわきが限界に達したところで
ちび缶を開け、ビールを飲み干す。
20秒で無くなった。
ウマイ。
寝る事にする。
このまま北の風が続きそうだから、島牧はダメだろう。
明日は4時に起きて、一気に大成まで行こう。

2008/03/23

あぁでもこぅでもねぇ

引っ越しもあって、釣りに行く時間が取れません。
しかもこの日は夕方から仕事の飲み会。
どうすればいいんだ、と悩みましたが
悩むくらいなら行こう。行く事にしよう。
こうして「疲れるし、そもそも時間がないだろ。」
と正論を叫ぶもうひとりの自分を説得しました。
これで悩み解決です。

さて、2時間寝て3時頃出発。
途中、積丹で妥協することも考えましたが、
どうせ短時間なら魚が確実にいるところを目指すことにします。
6時に島牧到着。すっかり日が明けてます。

有名どころはダービー締め切り間際とあって
激混みが予想されます。
デカイのも釣りたいですが、今日の気分としては
短い時間の中で、そこそこのを何匹か釣りたい。
結局、この時期はハズレのない磯場に入ることにしました。

開始からいい潮が流れています。
これはイケルはず…と1時間ほど投げ続けますが何も起こりません。
何か違う、とフライを替えてみると二投目できました。
50後半くらい、ヤレヤレとホッとしてるとバレました。
フックが折れています。ずいぶんお世話になったクラウザーミノーは
寿命だったようです。
松前でサケ稚魚フライ好調話を耳にしていたので
それを使っていましたが、どうやらここでは違うようでした。
それからもチャーリー系でアタリが続きます。
が、2、3匹釣るとパッタリ。
カラーを変えたり、フライを替えたりするたびに釣れます。
どうやら魚はたくさんいるようです。今ひとつ「コレ」という
パターンを見つけられないまま二桁を釣りました。
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サイズはたいしたことがありませんが、あれこれ考えて
パターンを探す作業が楽しい。
ピタリの正解は見つけられませんでしたが。
フライの手駒が底をついたあたりで11時。
そろそろ今日のタイムリミットです。
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少し離れて釣っていたkanaさんと話すと、やっぱりフライの傾向は
同じでした。少し納得。

2008/03/22

ブームとはなんぞな

早起きして川岸を歩き回ったせいか、
まだ9時だというのに猛烈に腹が減ります。
ついつい寄り道をする。
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朝からやっているラーメン屋。
ちなみにこの店、昨年半ばまでは、いつ行ってもすいていました。
ガラガラと言ってもいいような日もあって。

それが、ある日から大ブレイク。
9時の開店とともに行列ができます。
混雑ギライとしては、すっかり足が遠のきました。

それにしても、味が極端に変わったわけでもなく、
突然ブレイクするには何か理由があるんでしょうか。
「味」には催眠術みたいなところがあります。
大多数の人は「ウマイ」と言われれば、
「うん、たしかにウマイ」と思い込んじゃう人がいるのも確か。
ウマイ、と主張する人がある割合を超えたあたりから
雪崩をうつようにバタバタと賛同する人が増えていく気がします。
それってある意味コワイなぁ。

などと考えながら店内へ。
どうにか席にありついて
来る途中に決めてあったつけめんを食す。
満足しました。

2008/03/21

ハルヨコイコイ

本日、引っ越しの荷物運び決行とひと月前から言い渡されし日ナリ。
されば、どんなにポカポカと穏やかな日ナレドうわついて
出かけることナド夢にも思うこと能わず。
然るに朝、まだヨメ寝呆けている頃なれば何をかせんと
暁の大都市を横切りドブ臭き川へと馳せ参じ候。

スルスルと疑似卵に近づきし大鯉1匹、
息詰めて凝視しツツ強く念じる。
「汝、疑うことナカレ」
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電子手紙に急かされ
タメ息とともに帰路につき
空腹に気づき、
途中、道を折れる。