2007/09/15

Lou Barlow その4

去年だったか、もう一昨年だったか
彼がソロアルバムを出した。
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あんまり「ソロアルバム」っていうものが
好きじゃあないので、しばらく買わずにパスしてたのだが
結局、ガマンできずに買った。
久しぶり、というかここ何年か覚えがないくらい
コレダ、という一枚に出会えました。

全編、ガットギターらしいバッキングの
チープな色合いは相変わらずなんだけれど、
メロディーを強調した作り(そのメロディーがいい)になって
彼のポップセンスが思い切り味わえます。
最近は好きな曲だけ選んで聴くことも多いのに
このアルバムだけは通して聞く事にしてる。
捨て曲ないからなんだけど。
Round 'N' Round
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特に、Lou が
「今まで書いた曲の中で1番」
と言っている
The Ballad Of Daykitty
'Daykitty'ってなんだ?と思いましたが
どうやら「日帰り子猫」くらいの意味らしい。

彼は相当のネコバカらしく、彼のサイトにも
猫ページが設けられている。

彼の家を訪れていた'Daykitty'が、
“クーガーの息子”ヘクターに嫌われて
出て行き、帰還して
彼の家の猫になるまでを歌ってる。
「その子猫、どこからやってきてどこへいく…。」
とジャガジャガ弾き語っているのが
ダイナソーのメンバーだったと信じられないくらいの
強力なほのぼのビームを発射してます。
歌詞
初期バージョン

Lou のサイト、Loobiecoreは、彼の妙なイラストに彩られた
ローファイテイストたっぷりな傑作(怪作)です。
'The Ballad of Daykitty' の
主人公 Ray や Hector の姿ももちろん見られる。

貴重な過去の音源も満載で楽しめます。
今年になってシングルが出たけれど、できれば
次のソロアルバムを早く聞いてみたいなぁと
切に願う毎日。

EMOHdaykitty2.jpg


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