先日、祖母を亡くしたもので、利尻に行くことにしました。
というのは、祖母が利尻の本泊の生まれだったから。
子どもの頃から祖母に何度も彼の地の話を聞いていたので、
実際の私には縁の無い土地ながら、
いつのまにやら妙に懐かしさを感じる場所になっていた。
金曜の夜、車を走らせて朝のフェリーに乗る。
レンタカーでも借りようかと思っていたが、調べてみると
離島価格でかなり割高。
結局、車を持ち込むことにした。
荷物のことを気にしないだけでもありがたい。
鴛泊に着いて、早速神社発見。利尻山神社。
利尻は歴史のある島なので、いい神社が目白押しだ。
前日までの雨が上がっていい天気。
暑かった今年の秋も雨が来るたび涼しくなっていく。
本泊に着く。
この神社は江戸時代の建立。
祖母の話。
子どもの頃は、祭になるとこの神社にも
芝居の一座が小屋を立て、賑わったという。
病弱だった祖母は、人が次々と集まる様子を
家の窓から眺めていたそうな。
今はもうそんな面影はない。
本泊の港。
岩がえぐれた湾洞を利用して作られている。
持ってきた祖母の灰を海にまいたらホッとした。
ここから島を時計回りに一周することにした。
最初の漁港にはサケが群れていた。
海で釣るブナザケには興味がないので
ワームを適当につけて根魚狙いで釣ってみる。
と、ヨメにすぐにアタリ。
が、リールが巻けず、根に潜られてしまった。
なんだなんだ、と私にきたのは
50㎝を超えるアブラコ。
さすがは離島だなぁ。
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