学生時代の友人と久しぶりに会ってきた。
彼は忙しい男で1日休める日は滅多に無い。
その滅多に無い日、どこかにぶらっと行こうという話になった。
彼の家を出て、近場をぐるり。
学生の頃は、時間だけは腐るほどあった。
何をするというわけでもなく、彼とあちこち旅行に出かけた。
彼はどちらかといえばホームズよりも“ワトスン君”タイプ。
一緒にいて、とても気楽な男なのだ。
今回は久しぶりにその頃の旅の空気を思い出して
お互い笑ってた。
管釣りにて。
釣りをしないわりには釣りをしたがる。
ちなみに釣りのセンスはあまり無い。
その後、海に出て、秘境の町探索。
そこで出会った小さなタマムシ。
多分、クロホシタマムシの一種だと思うけれど特定できず。
晩は漁師町で買ったホタテとツブで酒を飲み。
いつもは日本の将来を憂いたり、壮大な話になるのだけれど
この日はなぜか「人生の残り半分」についての
しんみり話がお題となり。
翌朝、羽化したばかりと思われるトンボの群れが
彼の家の生垣にびっしり群がっていた。
つまんでみると、まだとても柔らかい。
もう秋が近づいているのかな。
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