南や西のみなさんは、家からほんの10分で着く川で
のんびり鱒釣りを楽しんでます、なんて話してくれるので
ちょっと嫉妬を感じていたりしてました。
うらやましい、と思いつつ、これも便利な大都市に住む者の
定めと半ばあきらめるべきなのか。
が、実際の私は買い物にも飲みにもほとんど行かない人間ですから
都市生活の恩恵をほとんど受けていないのが現状です。
不公平だ…。
しかし、あきらめていては何も起こりません。
仕事が終わってから、市内の川に探索に出かけることにします。
場所は以前から目をつけていた川。
家から30分というところでしょうか。
ヒマそうにしていた、いとこも誘ってブラブラ出かけます。
噂によれば、極めて魚影は薄い川との話。
ただ、出かけた流域は、なんとなく魚の匂いがして
ずっと気になっていた場所です。
轟音を立ててトラックが通る道をわずかに外れると
目指す川がありました。
ここは、川原がやたらに広い割に流れる水はチョロチョロ。
フライはノビノビと振れて、今日初めてフライロッドを振る
いとこでもなんとかキャスティングができそうです。
釣り初めてすぐに毛針に魚が飛び出してきました。
なんと、小さいけれども綺麗な岩魚です。
それからは、ちょっとした場所からもぱくりぱくりと魚が出ます。
大きくても20㎝そこそこですが、ここで釣れるならありがたい限りです。
ちなみに大場所の魚は、なかなかのスレ具合でフライを完璧に見切られました。
いとこは、バラシに悩まされながらも、この日一番、
25㎝ほどの岩魚を釣り上げて、感動してました。
いつもの釣りとまた違った楽しみ&子持ちでも楽しめちゃうお手軽な釣りは
クセになりそうです。
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