一度行くと、次が気になります。
あの上は、どうなってるんだろう?とか。
すぐに確かめに行けるところが近場のいいところ。
家から30分の川までノコノコと出かけます。
先日釣った流れからは、もう少し上に入ってみます。
盤底に大石。すでに源流の容。
日曜に入ったらしい足跡の他は見当たりませんが、
しっかり釣り人道がついているところを見ると、
それなりに常連がいるのでしょう。
入ってすぐにのプールでライズ。
木から落ちてきている虫を狙っているようです。
甲虫かな、と黒くて小さなフライを流しますが無視。
しかたなく上を目指します。
すぐに岩魚が釣れます。そして、無邪気な魚がポイントごとに
出てきます。
都市近郊というと、しょっぱいポイントしか魚がいないように思ってましたが
大場所からはいいサイズ、小場所からはそれなりのサイズと
あまりいじめられていないようです。
下の流れよりサイズもよくて、大きいのは九寸くらい。
元気がよくて、岩魚のくせによく引きます。
この川としては一番のポイントと目される淵からは、
虹鱒も顔を出しました。
しかも、一か所から4匹。
姿を見ると、ひれも綺麗で、丸々と太ってる。
最近放流されたものではないようです。
ここ以外では一匹も釣れなかったので、世代交代してる様子もなし。
ちょっと謎です。
開けている渓なので、あまりベアーの恐怖を感じることもなく、
夕暮れまでたくさんの岩魚と遊びました。
市内を流れるこの川に、これだけ魚が残っているのも、
「あの川は、魚が薄い。」
という噂のおかげかもしれません。
ただ、踏み跡だけはしっかりありましたから、
ここを訪れる釣り人は、この川の魚を大事にしてくれているのでしょう。
と、思いたい。
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