2009/08/07

釣れたらいいな川

市内の川で岩魚と遊んでいると、自然ともう少し大きなのが
釣りたくなります。
地図を眺めながら、あの川、この川と想像をめぐらせながら
考えます。

そこそこ大きな川で、林道が無くて、それでいて人にも熊にも
人気のない川はないか?
そんな都合のいい川は、なかなか見つかりませんが、
やっと条件に合った川を見つけました。
その昔、ヤマメを釣りに何度も訪れた川です。
上流にも2度ほど入ってみましたが、その時は何にも釣れませんでした。
下流でもヤマメに混じって岩魚が釣れたので、いることは間違いないはず
なんです。
魚は全く釣れませんでしたが、昔歩いたその流れは、
輝くように澄んだ水が流れる素晴らしい渓相で、
「ここで魚が釣れたらどれだけ楽しいだろう…。」
と思わずにはいられませんでした。

今度こそは、魚と会うまで何時間でも
遡行を続けるぞ、と覚悟を決めて出発。

ちょっと遅すぎる気もしないではありませんが、
ついに真夏の日差しがやってきました。
昔来た時も、やっぱり真夏だったはず。

P1020788.jpg

日差しが差し込む開けた渓で、ベアーの心配が無いのが有り難い。
釣りに集中できます。
本当は、早朝川に入って、昼までに源流域を目指す計画でしたが、
息子が機嫌悪かったり、しまいにはウンコしたりで
結局保育園に送りだすまで面倒を見る。
そんなわけで川に着いたのは、もう昼過ぎでした。
入ってしばらくは、魚の姿は無し。
やっぱり何もいないのか、と疑念が頭をもたげたところで、
やっと魚が飛び出しました。
いきなりの尺岩魚。
水量も多くてコンディションがいいせいか、よく引きます。
それからは、ポツポツと岩魚が顔を見せますが、
いい魚は大場所についているようです。
小場所は飛ばして、どんどん遡上。
この日一番のポイントで

P1020755.jpg

尺三寸。
あと1㎝足りなかった…。

それからまたしばらく上ると、急に尺を超えるサイズが
多くなりました。
どうしたのかな、と思うと行く手に大きな堰堤。
遡れずにたまっていたようです。
さらに上を目指したい気もしましたが、もう十分釣ったので、
ここで上がることにしました。

この川では、白い斑点のアメマス型と、黄色くて虫食い模様のいかにも岩魚といった魚の
両者が釣れました。ちなみに下流に堰堤があるので遡上はできません。

P10207751.jpg

今回入った区間は、堰堤と堰堤に挟まれたスポットのようです。
こういった場所は、一度釣り切られてしまうと回復まで時間がかかります。
昔訪れた時には、そんなタイミングだったのかもしれません。

次回こそは源流を目指そうと思っていますが、どうなることか。

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