2008/06/26

道は続くよ

なんというか、昔から道を見ると何かを思う。
わき道、副道、農道、あまり人が通らない道を見ると
その道の向こうには何があるんだろう、と進んでみないではいられない。
実際、何かがあることなんてないんだけれど。

港のそばを通るのは、よく知った国道。
けれど、その奥に見たこともない道を見つけた。
進んでいくと見たことのない景色が広がる。
たぶん、会ったことのない人がそこに暮らして
その道を通ってる。

P6210324.jpg
魅力的な脇道もそこかしこに。

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轢かれてる!と思ったら寝てるだけだった。
近づくと迷惑そうに私を見て去っていった。


何となく、指輪物語でビルボが
口ずさむ詩を思い出す。

The Road goes ever on and on
Down from the door where it began.
Now far ahead the Road has gone,
And I must follow, if I can,
Pursuing it with eager feet,
Until it joins some larger way
Where many paths and errands meet.
And whither then? I cannot say.

道はつづくよ、先へ先へと、
戸口より出て、遠くへつづく。
道はつづくよ、さらに先へと。
道を辿って、わたしはゆこう、
つかれた足をふみしめながら、
いつかゆきあう、より広い道へ、
多くの小道と多くの使命が、
そこに落ちあう、より広い道へ。
そこからさきは、わたしは知らぬ。

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