2008/11/24
長い日
本当は十勝にでも行って、ツーハンドでゆったり釣り下りながら
ハッハと笑う。
そんな連休を夢見ていたのですが、
仕事忙しく、ヨメは休暇そして息子は風呂を要求し続ける。
そんなわけでおとなしくヨメの実家詣でとなりました。
ここなら1日釣りをしていられます。
今回は、新しく手に入れたスイッチロッドの練習でも、
と思っていたら、近所でサケ情報です。
しかもガラ空きとか。
練習ついでに、と思い早朝出かけてみます。
たしかにチラリホラリと常連がいるだけ。
そのかわり、サケの姿もチラリホラリ。
しかも背びれを出して、やる気のない群れです。
こちらも釣る気が起こらずに、投げ練に徹します。
この時期の季節風も風裏の噴火湾は平和そのもの。
昼まで阿呆の如く練習。
昼からは、近所の公園でまたまた投げ練。
これまた新入荷のロッドを試します。
途中からmarunakaさんも乱入してフライ、ベイトロッドを
振り回してました。
久しぶりに投げ練すると、こんなに楽しいことあるかい、てなくらいの
ハマり具合。
夕方からはさすがにちょっと魚が釣りたくなり下調べ。
本当は、海アメが釣りたくてたまらなくなってきたので
日本海側のアメダスを丹念に眺めてみましたが、
どこを見ても10m近い北西風が吹いています。
多分、フライラインはこいのぼりの如くグルグルと吹き流されるでしょう。
仕方無しに唯一の風裏を探して出発。
話ではマメイカが釣れているそうな。
着いてみると意外にたくさんの釣り人がいます。
誰もイカは狙っていません。
話を聞くと、マメイカはまだ早いとのこと。
ガセネタに踊らされました。
ところが、ホッケが港内に入っているらしく、みな忙しそうです。
そこで、ワームで狙ってみることにしました。
これがなかなか難しい。
ホッケは、ソイやアブラコとまた違って、
ワームを一発では喰ってきません。
ワームも手当たり次第に試しましたが、かなり選んできます。
最終的には、パワーホッグのウォーターメロン、これがベストでした。
投げて沈める。それからテロテロと超スローのスイミング。
ツツツコココとアタッても我慢。ここで止めると離してしまいます。
そのままテロテロ巻いていると徐々に重みを増して乗ってくる、
そんな小味の効いた釣りでした。
マキエ+エサは、入れ食いでしたが、ワームはポツポツ。
しかし、釣れる魚は大きいもので40㎝近くあったので、
釣るまでの駆け引きともども地味に楽しい。
フライでも釣ってみましたが、サイズが落ちるし、
周りの釣り人が気になるので止め。
そのうちにツツツムンと重くなって、ノシノシ底に引きこむ魚が。
ヒラメか?と思ったら良型のカレイ。
よくよく見るとソウハチです。
その後も2回ソウハチを乗せましたが、抜き上げでポチャン。
悲しかったので、その後はタモを出してすくいました。
これが噂の冬の日本海ソウハチか、と納得。
確かにワームに好反応です。
不思議だったのが、ガルプが全くダメだったこと。
ホッケもソウハチもガルプは全滅でした。
0時をまわったので、戻ろうと思いましたが、
試しにソイを狙うと退屈しないペースで釣れてきます。
実家に戻ったのは結局3時。
本当はこの日もサケを見に行くつもりだったのですが
あきらめて寝ます。
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