知らない町で深夜の車中、ひとり反省します。
攻め方が甘かったと。
遺憾です。
あまりに遺憾なので、もうひと晩、挑戦することにしようかな。
いや、そうするしかないだろう、と勝手に決める。
それまでの時間つぶし、といってもまるまる1日あるので、
ガラにもなく、観光でもしようかと大沼に出かけます。
腹がへってるんですが、コンビニなんてないんですね。
店も開いてないし。
と思ったら、一軒開いてました。
初めて食べますが、ワサワサ入ってます。
ちょっと怖いくらいに。
怖いと思いつつ、うまいうまいと全部食べる人。
団子怖い。
ここに来ると、ずいぶん昔に両親と旅行に来たことを
思い出しました。
私は学生でヤンチャな盛りだったはずなのに、
なぜその時、親と一緒に来る気になったのかは思い出せません。
その後、母親がポックリ逝っちまったので、一緒に行って
正解だったなあと。
あの日は、朝飯の前に宿を抜けて近所の川にひとり出かけていきました。
いい岩魚が結構釣れてくれましたが、その後はずっと来ていません。
あの川や岩魚たちの様子がすっかり変わっていたらさぞや寂しいことだろうと
ついつい見ないようにしていました。
懐かしくなって行ってみると、もう20年近く経つというのに
何ひとつ変わっていません。
嬉しくなりました。
もちろん、岩魚も変わっていませんでした。
自分の周囲の全ての景色が猛スピードで後ろに走り去っていく中、
こんなことがひとつくらいあってもいいと感じます。
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