1週間釣りをしなかったことで、なんとなく釣欲が静まった。
時間を見て本を読んだり、竿を作ったり。
そうしていると、なんだか無性に川辺に立ちたくなった。
近所の豊平川でウグイや放流虹鱒に心ときめかせていた頃。
どういうわけか、父親が「渚滑川が釣れるらしい。」と
話し出した。
釣りをしない父親だが、どうやら出張中にウワサを聞いてきたらしい。
当時から役場が放流に力を入れていたおかげで
魚はたくさんいた。
そこで、夏休みは連れて行ってもらうことになった。
たいした魚が釣れたわけではないのだけれど、
その後も何度か続いた渚滑川への父親との釣り旅は
私にとって何よりも楽しみなものになった。
出発前の晩は、あまりの期待感に眠れなくなって
転々と寝返りをうっているうちに朝になってしまっていたり。
渚滑川が全国区になってしまってからは、
すっかり足が遠のいていたのだけれど、
なんだか突然、行きたくてたまらなくなった。
今年の夏は、1度訪ねてみようと思ってる。
向こうで投げているのがガキの時分の私。
500円で買った三平Tシャツを着てました。
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