2008/06/01

ラーメン一杯で考えた

今日は職場の飲み会でした。
面倒なので一次会で帰り、ひとりブラブラ歩いていると
ラーメン屋が開いてました。
チェーン店ですが、まだ入ったことのない店だったので
入ってみます。
程なく出てきたラーメンを食べて見ると
マズイわけでもなく、かといってウマイというわけでもなく、
全てが平板な一杯です。
なんというか、作り手の思いがひとかけらも入ってません。

私の家の近所は、小さいながらもレベルの高い一杯を出す
店が数店ひしめく激戦区です。
どこと決めずにその日の気分でローテーションしながら
食べに行ってます。

今日の濃い味なのに味気無い一杯を食べてみて痛烈に感じたのは、
普段何気なく食べているラーメンにも、
まだ若い店主たちの主張がこめられてるんだなあということ。
魂みたいなもんです。
毎週、同じ店に食べにいってると、今日のはウマイな、とか
マイナーチェンジは失敗だな、とか、試行錯誤の跡がチラホラと
見えてきます。
プロとして、それがいいのかどうかは別として、
そういう「思い」っていいなあ、と素直に思いました。

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